
住まいの安全を守る屋根の専門家
株式会社屋根技術研究所
三州瓦の産地・愛知県高浜市で瓦施工の職人として修業を重ねた創業者が、1968年に屋根工事請負業を創業。1975年に株式会社屋根技術研究所を設立して以来、屋根に特化した技術開発と製品提供を続けるスペシャリスト集団です。
太陽光発電システムの普及に先駆けて、日本家屋の瓦屋根に対応した専用架台(取り付け金具)を開発し、以降は住宅用太陽光発電システムの拡大を支える存在として業界をリード。太陽光発電システム用架台・工法や屋根用防災金具の分野で多数の独自技術をもち、自社設計による製品群は、多くの太陽光モジュールメーカーに標準採用されています。
こうした取り組みを通じ、住宅用太陽光発電システム架台においては国内トップシェアを誇ります。
災害大国「日本」において、屋根領域からものづくりを通じて社会貢献
屋根技術研究所の強みは、災害に強い屋根工法や太陽光発電架台といった独自技術の開発にとどまらず、設計開発・施工・アフターサービスに至るまで自社が深く関与する「垂直統合型」の事業体制にあります。
代表的な工法である「金釵瓦(きんさがわら)工法」は、瓦をビスで固定することで、風による瓦の浮き上がりやズレを防ぎ、屋根全体の耐風性能を高める工法です。瓦設置の安全性を保証した日本初の技術として広まりました。
さらに、住宅向けの太陽光パネルの設置を容易にする画期的な技術として「支持瓦工法」を開発。防水性・耐風性・施工性・安全性・メンテナンス性にも優れ、太陽光パネル設置において国内最多の採用実績を誇り、一般家庭への太陽光発電システムの普及を支えています。
また、単なる製品提供にとどまらず、設計・施工・リフォーム・リースまで一貫して手がけることで、現場からのフィードバックを次なる製品改良に活かす体制も構築。安全性の面では、自社試験設備を有することで、耐久性や施工性の検証も迅速に行え、品質保証の面でも業界内に高い信頼を築いています。地域の住宅から全国の産業用施設まで、屋根を起点とした社会課題解決に挑む姿勢が同社の原動力となっています。
屋根の可能性をひらくリース・EC・グループ会社の多角展開
太陽光発電の初期費用が普及の壁となる中、屋根技術研究所は初期費用ゼロで導入できる「YGリース」制度を開始。これにより、環境負荷の低減と経済性を両立した新しい再エネ導入モデルを実現し、個人住宅から企業まで幅広い層の導入を後押ししています。加えて、屋根副資材を専門に扱うECサイト「Yahnest(ヤーネスト)」も運営し、職人や建設業者へのアクセス性と利便性を飛躍的に高めました。
また、近年では外壁工事のスペシャリスト集団である株式会社東海ルーフ(愛知県日進市)や板金工事でおよそ100年の歴史がある株式会社フジカケ(岐阜県美濃加茂市)と資本業務提携を締結したことで、個人住宅から商業施設まで、さまざまなタイプの屋根・外壁・太陽光発電設備工事の一括請負を推進。
屋根技研グループ全体として、屋根外壁工事・太陽光発電システム設置における品質向上を実現し、業界の技術・人材の交流を促進しながら業界全体の発展に寄与しつづけています。
半田市潮干町1-44(半田物流センター)
TEL.0566-52-6132
https://www.yanegiken.co.jp/