はんだオープンファクトリーとは?
今年で3回目の開催となる「はんだオープンファクトリー」は、半田市内の多種多様な「ものづくり」の現場を見学・体験できるイベントです。
イベント期間中は、参加事業所が一斉に工場や現場を開放し、見学や体験(ワークショップ)を通じて、さまざまな企業の社員や職人と直接ふれあい、ものづくりへの想いや姿勢を肌で感じていただけます。
ご参加いただくことは、ものづくりに取り組む企業への応援にもつながります。
ぜひお誘いあわせのうえ現場に足を運び、ものづくりの魅力に触れてみてください。

はんだオープンファクトリー実行委員会より
はんだオープンファクトリーの公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
この取り組みを始めたきっかけは、約10年前に東京駅で見かけた一枚のポスターでした。
地域の工場が“一斉に見学を受け入れる”という取り組みを初めて知り、強く心を惹かれました。
実際に足を運んでみると、小さな町工場の職人が自分の仕事や技術を誇らしげに語り、来場者の目を輝かせていたのです。決して話し慣れているわけではないけれど、その思いは真っ直ぐに伝わってきて、「この人たちからは値切ることはできない」と感じました。
きれいに整えられた施設はたくさんできましたが、ありのままを見せてこれほど価値が伝わるのか。
ものづくりの現場を公開し、直接伝えることは、「価値の伝え方の一つの答え」だと確信しました。
こうして生まれたのが「はんだオープンファクトリー」です。
地域に息づく多様なものづくりを知ってほしい。世界に誇れる産業に鍛えられた現場の価値を伝えたい。そして未来を担う子どもたちに、地域の仕事を知ってほしい。「大人が働く姿」を見せたい。
そんな思いを原点に、2023年に第1回を開催しました。
今年で3回目を迎え、趣旨に共感してくださる事業所も増え、規模も業種も一段と広がりました。
半田は醸造や海運で栄えた歴史を持ちますが、今では職住が一体となった多様な商業やものづくりが集積する地域です。
ぜひ現場を巡り、半田の力を体感していただければ幸いです。
来場者にとっては学びと発見の場に。
参加企業にとっては自らの価値を再確認する場に。
そして地域にとっては未来を育むきっかけに。
この循環を、皆さんと共につくり上げていけたら嬉しく思います。

はんだオープンファクトリー実行委員会
実行委員長 竹倉幹雄